苔むした水掛不動尊

2015年3月1日

賑やかな大阪の千日前商店街から
静かな横道にそれるとそこに
「法善寺横丁」があります。

うっすら漂う線香の香に向かって進むと
緑色の像が姿を表します。

大阪の水掛不動尊

それが水掛不動尊です。

その名前の通り、
沢山の人が不動尊に
ひしゃくで水を掛けて
様々な願いを込めてお祈りしています。
(不動明王は、祈る人の願いによって、どんなご利益も頂けるそうです。)

近隣のだけでなく、
海外から観光で来られている方も沢山おられ、
記念写真を撮って、水を掛ける方も多かったです。

常に水を掛けられる不動尊は
いつしか苔むし緑色のぼんわりした像になったと言う訳です。

苔が生えるにはいったいどれ位の月日が必要なのか?
最初の頃の不動尊は一体どんな姿だったのかな?
よくある怒った顔をしていたのでしょうか。
「今では手に何かを持って立っている人の形」
と言った具合です。

ひっそりと落ち着ける、お勧めスポットです。